使用済燃料から再利用できるウランやプルトニウムを回収する再処理工場、回収したウランやプルトニウムを燃料に加工するMOX燃料工場、原子力発電所の燃料となる濃縮ウランを生産するウラン濃縮工場、原子力発電所の運転や点検等で発生する廃棄物を埋設する低レベル放射性廃棄物埋設センター、海外での再処理に伴い発生した高レベル放射性廃棄物を最終処分するまでの間、貯蔵・管理する高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターといった核燃料サイクル施設が集積しており、いずれも日本原燃株式会社が事業を進めています。
ウラン濃縮工場は1992年3月に、低レベル放射性廃棄物埋設センターは同年12月に、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターは1995年4月に、いずれも操業を開始しており、再処理工場やMOX燃料工場については、現在しゅん工に向けて取組みが進められています。